公開日:2021年07月05日 更新日:2024年05月28日

トラブルシューティング(リニアクランパ・ズィー)

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トラブルシューティング


不具合 シリーズ 理由 考えられる原因 解決策
クランパが解放状態にならない/クランパがレールに接触する
MKS/MKRS, MCPS,
LKPS, LBPS, MBPS,
UBPS, LBHS, RBPS,
TPS, DKPS,
DKPS-04
動作圧力の不足 設定されている動作圧力がとても小さい 製品ページで指定されている値に従って最低使用圧力を設定してください。
エア(オイル)の漏れ,詰まり,配管の途中でせき止められている、圧力供給部の故障など 配管、クランパ、圧力供給部を確認してください。
アプリケーションに対して動作圧力が不十分 動作圧力を上げるか、開放圧力を下げたリニアクランパ・ズィーを使用してください(特殊品)。またはNBKに問い合わせください。
クランパがクランプ状態にならない/クランプ力が不足している MK/MKR, MCP,
LKP,
KWH,
KBH
動作圧力の不足 設定されている動作圧力がとても小さい 製品ページで指定されている値に従って最低使用圧力を設定してください。
エア(オイル)の漏れ,詰まり,配管の途中でせき止められている、電源の故障など エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。
レスポンスタイムが長すぎる/クランパが開くまでに遅れがある MKS/MKRS, 
MCP, MCPS,
LKP, LKPS,
LBPS, MBPS,
UBPS, RBPS,
TPS, DKPS,
DKPS-04
エアの供給不足
エアバルブが小さすぎる
流量が大きいバルブを選定してください。
エアバルブとクランパの間の配管が長すぎる エアフィルタの交換・清掃をしてください(NBKではエアフィルタ単体での販売は行っておりません)。
排気量が不十分
クイックエギゾーストバルブかエアフィルタが塞がれている
クイックエギゾーストバルブとエアフィルタの開口部が塞がれていないことを確認し、必要に応じエアフィルタを反対側に移動させてください。
クイックエギゾーストバルブかエアフィルタが詰まっている
エアフィルタの交換・清掃をしてください(NBKではエアフィルタ単体での販売は行っておりません)。
エアバルブとクランパの間の配管が長すぎる
エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。
KWH, KBH,
LBHS
オイルの供給不足
オイルバルブが小さすぎる
流量が大きいバルブを選定してください。
オイルバルブとクランパの間の配管が長すぎる
エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。
オイルの排出が不十分
オイルバルブとクランパの間の配管が長すぎる
エアバルブとクランパの間の配管を最短にしてください。
エア漏れの音が聞こえることがある
MKS/MKRS,
MCP, MCPS, LKP,
LKPS, LBPS, MBPS, UBPS, RBPS,
TPS, DKPS,
DKPS-04
本体の外側から漏れている
内部のシールの位置がずれている
5秒以内にクランパを20回以上開閉させてください。
エアコネクションから漏れている
しっかりとエアコネクションが接続されていない/配管が不良品である
エアコネクションと配管を確認し、必要な場合は交換してください。
部品の摩耗
クランパの寿命
クランパを交換してください。
オイル漏れ、オイルの不足
KWH, KBH,
LBHS
本体の外側から漏れている
内部のシールの位置がずれている
5秒以内にクランパを20回以上開閉させてください。
オイルコネクションから漏れている
しっかりとオイルコネクションが接続されていない/配管が不良品である
オイルコネクションと配管を確認し、必要な場合は交換してください。
部品の摩耗 クランパの寿命
クランパを交換してください。
保持力、保持トルクの不足
HK/miniHK/HKR,
MK/MKR,
MKS/MKRS,
MCP, MCPS,
LKP, LKPS,
KWH
レールに適したクランパを使用していない
クランパとレールの寸法公差が合っていない
NBKサイトの選定ナビでクランパとレールが適合しているかを確認してください。
取りつけ先が十分な剛性を有していない
クランパの取りつけ用の面の全面が、十分な剛性を持つテーブル・ベースなどと接する必要があります。
クランパが変形している
取りつけねじが緩んでいるか、強度区分が間違っている
技術データを確認してください。
LBPS, MBPS,
UBPS, KBH,
LBHS, RBPS

レールに適したクランパを使用していない
クランパとレールの寸法公差が合っていない
NBKサイトの選定ナビでクランパとレールが適合しているかを確認してください。
取りつけ先が十分な剛性を有していない
クランパの取りつけ用の面の全面が、十分な剛性を持つテーブル・ベースなどと接する必要があります。
クランパが変形している
取りつけねじが緩んでいるか、強度区分が間違っている
技術データを確認してください。
ブレーキの摩耗
ブレーキの最大サイクル数に達した
クランパを交換してください。ブレーキのみの交換は不可能です。
保持トルクの不足
TPS, DKPS,
DKPS-04
シャフト公差が許容範囲外 シャフト公差が許容範囲外
技術データを確認してください。
クランパが変形している
取りつけ先が十分な剛性を有していない
クランパの取りつけ用の面の全面が、十分な剛性を持つテーブル・ベースなどと接する必要があります。
同心度の誤差
技術データを確認してください。
同心度の誤差
シャフトとクランパの取りつけ面が仕様に合っていない
クランパをシャフトから取りはずし、取りつけ面を使用に合わせて加工しなおしてください。
ねじの取りつけ時にクランパがクランプ状態でなかった
取りつけねじを緩め、組立説明書に従って取りつけなおしてください。
変位抵抗が高すぎる
MBPS, UBPS,
RBPS
ブレーキパッドがレールやガイドに接触している
設定されている動作圧力がとても小さい
ガイドレールの寸法公差を確認してください。
クランパの取りつけ不良
取りつけねじを緩め、組立説明書に従って取りつけなおしてください。
シールによる摺動抵抗の増加
潤滑状態が悪く、シールによって抵抗が増加している
シールによる摺動抵抗は、サイズや使用条件の影響により300N程度に達する場合があります。それ以上の場合は、お問い合わせください。

取付方法・メンテナンス 直動サポート
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